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BizHintメルマガ制作事例|“読者視点”が生み出す効果的なメルマガ

BizHintでは、広告主のリード獲得支援を目的として、メディア会員に向けてメルマガを配信し、資料ダウンロードの誘導を行っています。
リード獲得サービスの成果の根幹を担うメルマガ制作を担当するのは、BizHintが誇る専任チーム。月間で150本以上のメルマガ制作を行うこのチームでは、日々メルマガの制作・配信を行い、検証と改善を重ねています。

本記事では、BizHintのメルマガ制作チームがどのように効果の高いメルマガを生み出したのか、を実際の担当者へのインタビューを通してご紹介します。

今回ご紹介するのは、バックオフィス業務を支援するSaaSツールを提供する企業様の事例です。
組織運営における判例解釈を扱った資料を、BizHintのメルマガ制作チームがどのように読者に訴求したのか、ぜひご確認ください。

 

メルマガ概要

対象企業のサービス: バックオフィス支援SaaSツール
メルマガターゲット: 従業員規模が一定以上の企業担当者
ビジネスサイドの意思決定者

コンバージョンタイプ:

資料ダウンロード
得られた結果:

読者に寄り添ったメルマガ訴求により、課題認識の揃った良質なリードを多数提供

メルマガイメージ

 

資料内容への共感と想像が生んだ効果的な件名

––今回のメルマガ制作において、特に印象に残っている点はどこでしょうか。

今回、特に印象に残っているのは、資料を読み込む中で自分自身の経験から、強く共感する場面があったことです。

お預かりした配信用の資料に、パワハラに該当する/しない事例が判例として紹介されているページがありました。それを見ていて、「ああ、これって私も経験したことがある」と思い出したんです。上司や部下、先輩後輩としての関係の中で、注意や指摘をすることの難しさを感じた経験が、鮮明によみがえってきました。

当時、自分自身の発言に対して、「これってパワハラなのかな?」という疑問が頭をよぎったことを思い出したんです。そして、「自分が指導する立場にあったとき、こういう資料があれば助かったのに」と強く感じました。

この個人的な気づきから、「きっと多くのビジネスパーソンも同じような経験をしたことがあるのでは?」と思いました。そこで、この「これってパワハラなのかな?」という素直な疑問を件名に使うことにしたんです。

結果として、多くの資料ダウンロードを獲得できました。やはり、少なからずこの疑問に共感される方が多かったのではないかと思います。

 

––なるほど。資料内容への共感が、効果的な件名の作成につながったということですね。資料を読み込む際に、特に意識されていることはありますか。

資料を読む際は、常に「一読者」としての視点を大切にしています。今回の資料も、それ自体とても興味深い内容でした。

資料を読む際のポイントとしては、まず全体を細かく読み込むのではなく、概要で大枠を把握します。その上で、メルマガに活用できそうな箇所を重点的に読んでいきます。

特に意識しているのは、「読者がどこに悩んでいるか」を想像しながら読むことです。時には資料から離れて、想定される読者のペルソナや課題を調べることもよくしています。出てきた課題については、関連するキーワードで検索したり、検索で上位表示される記事の内容を参照したりして、より深く理解するよう心がけています。

このプロセスを繰り返すことで、徐々に「読者の視点」が鮮明に見えてくるんです。それが効果的なメルマガ制作につながっていると感じています。

 

広告主の意向と読者視点のバランス

––資料の内容をメルマガに落とし込む際、広告主様の意向はどのように反映されているのですか。

実は、これは非常に重要なポイントです。
もちろん、広告主様が情報を届けたいターゲットは常に意識しています。ただ、私たちの経験上、作り手の主観や要望にとらわれすぎると、かえって読者の興味関心から離れてしまう可能性があるんです。

そこで心がけているのは、広告主様から提示されたメインターゲットを念頭に置きつつも、そのメインターゲットの課題に向けてメルマガを制作するということです。先ほど申し上げたような「読者の視点」から見た課題や想像した悩みに寄り添うことを重視しています。

例えば、広告主様としてはメルマガ内で製品の強みや特徴につながる情報をちらばめることを要望されるかもしれません。しかし、多くの場合、読者が知りたいのは自分の課題解決につながる情報であり、発信する情報と欲しい情報が乖離してしまう可能性があります。
結果として、読者の適切な商材理解も妨げますし、資料ダウンロードの減少によって獲得できるリード数の減少(=機会損失)にもつながってしまいます。

資料の内容を理解した上で、読者の課題に焦点を当てることで、より多くの読者に響くメルマガを制作することができるのです。
こうしたアプローチで、広告主様の意向を尊重しながらも、より多くのリードにリーチできる可能性が高まると考えています。

 

効果的な件名と本文の作成プロセス

––メルマガの件名と本文の作成プロセスについて、 特に意識している点はありますか。

まず、件名の作成には特に注力しています。BizHintでは、これまでの配信実績から得られたデータを活用し、どのようなワードや表現が読者の反応を得やすいかを常に分析しています。この知見を基に、資料の内容や一般的な情報から抽出した課題を当てはめたり、言い換えたりして、最適な件名を作り上げていきます。

本文の作成に関しては、必ず「件名を作成してから本文を作成する」というプロセスを踏んでいます。これには理由があります。
読者の行動を考えると、まず件名で興味(情報への期待)を持ち、その後本文を読んで行動に移すという順序になります。その逆はありません。

つまり、件名こそが読者の興味を引き出す最初の、そして最も重要なポイントなのです。
ですので、私たちは常に「ターゲット読者の課題や求めていること」を端的に表現した件名を先に作り、それに合わせて本文を構成していくというアプローチを取っています。

この方法により、読者の興味を引きつけ、かつその興味に応える内容を一貫して提供することができます。

 

––本文の構成についても工夫されている点があれば、教えてください。

BizHintの読者の多くは、何らかの課題解決を目的にメルマガを購読してくださっています。そのため、興味を引く訴求ポイントを示すだけでなく、その課題を解決する具体的な情報が得られる資料であることを明確に伝える必要があります。

具体的には、以下のような構成を心がけています。

  • 読者が共感できる課題や悩みの提示
  • その課題に対する解決の重要性の説明
  • 資料で得られる具体的な情報や解決策の予告
  • 資料ダウンロードへの明確な誘導

読者に「自分の悩みが解決できるかもしれない」という期待感を持っていただいて、資料ダウンロードへのアクションを促すように心がけています。

 

 

––ありがとうございました!

 

まとめ:効果的なメルマガ制作のポイント

今回のメルマガ制作事例での、「効果的なメルマガ制作のポイント」をまとめます。

  • 読者視点での資料理解:自身の経験も活かしながら、読者視点で資料を理解する。読者が抱える課題や悩みに対して、心に響く訴求点を見出す
  • 資料を効果的に活用:資料全体を理解しつつ、メルマガに活かせるポイントを抽出する
  • データの活用:過去の配信実績などのデータを参考に、効果的な表現を選択する
  • 構成の工夫:読者の期待に応え、行動を促す効果的な文章構成を心がける

自社の資料であれば、内容は理解しているかもしれません。さらに一歩踏み込んで、読者視点で資料を見てみてください。
ご紹介したポイントを押さえて、読者の心に響く、効果的なメルマガを制作しましょう。

BizHintでは今後も、広告主様の目的達成と読者にとって価値ある情報提供の両立を目指し、質の高いメルマガ制作に取り組んでまいります。資料への深い理解と共感、そして読者目線に立った制作プロセスこそが、高品質なメルマガを生み出す鍵であると確信しています。

 

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BizHintは、質の高いメルマガ制作と決裁者比率の高い会員基盤で、リード獲得・イベント集客をご支援しています。
「この資料だと、どんな訴求が効果的ですか」といったご相談も大歓迎です。

効果的なメルマガ制作にご興味ある方は、以下からお問い合わせください。