ストック型のインサイドセールス組織になるために今日から実践できること

こんにちは、スマートキャンプ株式会社の井塚です。
BizHintとSMARTCAMPは同じグループとして、SaaS業界を中心に累計1000社以上の企業様へマーケティングやインサイドセールスなど幅広いご支援をしております。
私からは、主にインサイドセールの関連情報を発信していきますので、お役に立てば幸いです。
「商談化に苦戦しマーケ・ISの連携が上手く進まない…」
「個人情報を買うだけのリード獲得はROIが悪い…」
部門横断のお悩みでも、ぜひお気軽に当社グループへご相談ください。
現時点では商談件数目標は達成していても、数ヵ月後を考えると
「ストック型のインサイドセールス組織にならねば…」
と危機感を持っている方は少なくないと思います。
多くの場合「ナーチャリング活動に力を入れよう」となるのですが、ただメルマガを送るだけではリストは擦り切れる、かといってコンテンツが豊富にある訳でもない。
そうして効果的な取り組みができずに、ストック型のインサイドセールス組織になり切れないというケースは意外と多いのではないかと感じています。
したがって、今回はストック型のインサイドセールス組織になるために弊社で実践してみてすぐに効果が出た取り組みをご紹介します。
すぐに効果が出た取り組みとは
架電後、お客様のお役に立てる情報をテキストベースでメールで送る。
もちろん様々な課題・企業属性ごとに適切な事例記事やコンテンツ資料があれば理想的です。
ただし、実際には自社で保有している事例やコンテンツが目の前のお客様にぴったり当てはまらないこともあると思います。
そんな時に有効なのが「テキストベースで情報を送ること」です。
多少まとまっていなくとも情報を送ってみると良いと思います。
↓メールでの情報送付の一例
■他のお客様から聞いた取り組み
✕✕様と近いご状況にあった他企業のお客様は
「~~」という取り組みをされていました。
■貴社のご状況
・~~
・~~
■私の所感
今すぐに弊社サービスの導入・活用は難しい一方で、上記の取り組みは早いうちに実践してみてはいかがでしょうか。
そうして取り組みを継続していく中で再現性のある仕組みを作っていくために弊社の△△がきっとお役に立てると思います。
今日お電話をした全てのお客様に情報を送るのは大変かもしれません。
まずは1件だけでも、実践してみるのがお勧めです。
単にサービス資料や過去のセミナー資料を送るだけではなく、補足情報をテキストでまとめてお送りする、でも良いと思います。
この取り組みを1-2ヵ月続けていくと
- 「こういうお客様にはこういう情報がお役に立てそうだ」
- 「こういう課題を持ったお客様が多いのかもしれない」
という傾向が読めてきます。
そのタイミングでマーケティング部門とも連携し、コンテンツ作成やウェビナー企画などを実践すると良いのではないでしょうか。
「自社にはコンテンツが無いしナーチャリングが上手くいかない…」
とお困りの方は、まず今日1件1to1メールを送ることから実践してみてください!
ちなみにリードナーチャリングの考え方についてはWell Direction CEO向井様の記事もお役に立つかと思います。
ぜひご覧ください。
▼参考記事
インサイドセールスの架電がクレームに…… 「ナーチャリング」とは何か
(SalesZine)
またお役に立ちそうな情報があれば、随時発信させていただきます。
この記事を書いた人
井塚 大輔 | X / Linkedin
2022年4月にスマートキャンプ入社。 SaaS代理販売の新規事業にてインサイドセールスチームの立ち上げに従事。KPI233%達成などプレイヤーとして実績を残し、史上最速で半期全社MVPに選出。 その後、セールスエンゲージメントツール「BALES CLOUD」のインサイドセールス部にて部長としてマネジメントに従事し、ナーチャリング経由の商談数を4倍に改善するなどオペレーション作りに実現。セミナーの企画や登壇、新規商談の実施、既存顧客の支援など一気通貫で実施。 現在はSaaS比較サイト「BOXIL SaaS」事業にてインサイドセールスの部長に従事。合わせて全社のテック活用、インサイドセールス代行「BALES」のブランド戦略にも関与し、イベント・研修等の企画や登壇も実施。