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労務・採用領域のサービスが作っておくべきBtoBマーケティング用ホワイトペーパーの切り口

BizHintでは、各企業のお役立ち資料・サービス資料から年間1,000本以上のメルマガを制作し、配信、BigQueryでの分析まで行なっています。
BizHintでの多くの資料配信実績から、労務・採用領域における「リードを効率的に獲得するために持っておくべき資料」のテーマと切り口をご紹介します。

 

ダウンロードされやすい資料テーマとは

最初に、そもそも反響の大きい=ダウンロードされやすい資料が、どのようなテーマなのか、整理していきます。

BizHintで反響を獲得している資料には、以下のような特徴があります。

  • 多くの会社が抱える課題にフォーカスしたテーマ
    ダウンロードされやすい資料はソリューション軸ではなく、読み手の課題を軸としたテーマ設定であることがほとんどです。さらにその課題が、事業を行なっていく様々なシーンで普遍的に存在する課題であれば、それだけ多くの方から興味を持たれると言えます。
  • 注目度上昇中のトピック
    具体的に課題と認識されていなくても、自分の周りで注目されているトピックは、自社は大丈夫か?といった「それを知らない不安」につながります。直近の法改正など事業環境の変化に関わるテーマや新たに注目されている考え方などは、これから自身に関係するかもしれない課題として、読者の興味喚起につながりやすいです。
  • 職種や業務が明確なテーマ
    テーマとなる職種や業務がわかりやすいほど、関係する人にとっては自分の課題を解決してくれそうな期待感が高まります。裏を返せば、職種や業務に限らず、誰にとって役に立つ(=課題を解決する)資料なのかを明確にすることが大切と言えます。

 

いずれも、「読者にとっての課題」にフォーカスしたテーマが反響を獲得していることがわかります。
読者はそのテーマに興味がある場合にしか、メールや広告を開いたり、資料をダウンロードしたりしてくれません。
労務・採用領域のサービスを展開している企業であれば、自社のソリューションを軸とした内容ではなく、労務対応や採用において読者が感じているであろう課題を軸とした資料にすることが、リード獲得する際のポイントです。

多くの企業が持つ課題に対する情報を伝え、さらに自社製品がその課題を解決できるという順番で解説することが、自社サービスの有用性を伝え、商談化率を向上させることにつながります。

 

<関連資料>
HR領域においてリードが取れるWPとは

 

企業が抱えている人材領域に関する課題とは

50万名以上の会員数を持つBizHintにおいて、特に注目されている資料テーマは、それだけ市場全体でもそれを課題として感じている企業が多いと言えます。
そこでBizHintの実績として、メルマガ配信の反響が比較的大きな採用課題をいくつかご紹介します。

また、その課題ごとに人材領域でサービスを展開している企業様がホワイトペーパーの切り口にできそうなカテゴリーとキーワードをまとめました。
キーワードは、実際にBizHintで配信実績のある資料から抽出していますので、自社の商材に近いテーマでまだホワイトペーパーになっていないものがあれば、資料化を検討してみてください。

BizHintでの配信実例では、実際に多くの反響が獲得できた資料名とメール件名をご紹介します。
特に普遍的な企業課題とサービスがマッチした例として、資料作成の参考にしてください。

 

「人事戦略」の課題とおすすめの資料切り口

【人事戦略に関して企業が持っている課題】
人事戦略は今後の採用計画を立てていく上でも特に重要な課題です。いくつかの課題と複合的に存在していることも多く、課題感を持つ人も多くなります。特に人事担当役員やマネジメント層など上位レイヤーの職務者ほど、人事戦略の課題をテーマとする情報に敏感な傾向があります。

【課題に対するホワイトペーパー切り口】

【BizHintでの配信実例】
資料の内容 : 人的資本経営で人事が求められる役割とポイント
メール訴求 : なぜ、戦略人事は失敗するのか?

資料の内容 : 人間らしさを大切にし、成長し続けるスターバックスの人事戦略
メール訴求 : スターバックスに学ぶ「人間らしさ」を大切にする人材戦略

 

「採用プロセス」の課題とおすすめの資料切り口

【採用プロセスに関して企業が持っている課題】
より良い人材を確保するための試行錯誤はほとんどの企業が行なっています。成長企業であれば、より積極的な投資を行なっている可能性が高いですし、逆に成長が鈍化している企業であれば、採用の成否に対する危機感を募らせていることが多くなります。いずれにせよ、採用に関する課題はそれそのものが企業に普遍的に存在する課題と言えます。

【課題に対するホワイトペーパー切り口】

【BizHintでの配信実例】
資料の内容 : ダメ面接官の10の習慣(1~10まで一括ダウンロード)
メール訴求 : ダメ面接官は「最初に志望動機を聞く」

資料の内容 : 【イベントレポート】人事・採用の基本をマスター  面接評価基準の作り方編
メール訴求 : 活躍する人材を見抜く「面接評価基準」の作り方

 

「人事評価・育成」の課題とおすすめの資料切り口

【人事評価・育成に関して企業が持っている課題】
事業の生産性を高めるために必須の課題である一方、人事評価や人材育成については、評価する人/される人、育成担当者や新人、など社内の関係者が多くいることが特徴的です。
対象者によって感じている課題も異なる場合が多いため、対象者を明確にした課題設定が必要です。

【課題に対するホワイトペーパー切り口】

【BizHintでの配信実例】
資料の内容 : 桃太郎のおじいさん・おばあさんに学ぶ「リーダー育成」
メール訴求 : 「桃太郎」に学ぶ、採用力強化の3つの極意

資料の内容 : 部下・社員の成長を促す「評価」の仕組み・伝え方
メール訴求 : なぜ人事評価が「不公平」と言われるのか

 

「人材リスク」の課題とおすすめの資料切り口

【人材リスクに関して企業が持っている課題】
離職などの人材流出に関するリスクだけでなく、昨今ではパワハラなどの職場環境や企業姿勢などに対する訴訟リスクやレピュテーションリスク(マイナスのクチコミやいわゆる炎上)なども注目度が高くなっています。
また、企業・社員双方のコンプライアンス違反や情報漏洩、災害や事件・事故に社員が巻き込まれる・関与するといったことも人材リスクにつながります。

【課題に対するホワイトペーパー切り口】

【BizHintでの配信実例】
資料の内容 : 「知らなかった」ではすまされない!中途採用のトラブル&マナー
メール訴求 : その質問、法律違反です。中途採用の「うっかりNG事例集」

資料の内容 : 労働基準監督署の調査(臨検監督)の基礎知識とチェックポイント!
メール訴求 : いざという時の「労基署調査」基礎知識

 

「新卒採用」の課題とおすすめの資料切り口

【新卒採用に関して企業が持っている課題】
新卒採用を実施している企業は、他の採用活動と切り分けて個別のプロジェクトとして新卒採用を考えているケースが多くあります。
新卒採用に特徴的な課題として、若年層の動向や興味関心、年間スケジュールや手法のトレンドなどが挙げられます。

【課題に対するホワイトペーパー切り口】

【BizHintでの配信実例】
資料の内容 : 【スカウト反応率が3倍】今学生が求めているスカウト内容とは
メール訴求 : 学生が返信したくなる「スカウト文 4つの掟」

資料の内容 : 【意識動向レポート】理系23卒就活生556名の本音回答アンケート
メール訴求 : 【理系23卒 動向レポート】就職先選びの「決め手」は?

 

まとめ

ここまで労務・採用領域のサービスへの反響を獲得するために、意識するべき企業の課題と課題ごとの切り口をご紹介してきました。
BizHintでの配信実例を見ていただいても、ソリューションそのものではなく、課題とその解決を訴求していることがわかります。さらに商談につながる資料では、課題解決の手法として、うまく自社サービスの情報を提供している場合が多いようです。

資料作成のネタが思い浮かばない時には、切り口やキーワードを参考にしてみてください。

 

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