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メルマガの数値検証ってどうやるの?

今回は、メルマガでのリード獲得施策の検証方法をご紹介します。累計3,000配信以上行っているBizHintメルマガチームがどのようにメルマガの効果検証を行っているのか、大公開します。

メルマガは手軽に何度も行える施策だからこそ、送りっぱなしではなく、送付後の数値検証を行って、施策改善を行っていくことが大切です。

施策改善の指標

まずは一般的な指標をご紹介します。メルマガ配信施策の振り返りをするために、最低限確認が必要なのは、以下の数値です。

※目安は一般的なリード獲得施策やBizHintでの実績を元に算出しております。業種やテーマなどによって上下します。

開封率 (目安:15〜20%)

開封率は、読者の手元に届いたメールがどれだけ開封されて、内容を確認してもらえたのかを示す指標です。メール配信ツールなどを活用することで、確認できます。

一斉配信では、開封率が20%を超えれば、平均より良好と考えて差し支えありません。

クリック率 (目安:1〜2%)

本文内にあるサイトへの遷移ボタンやダウンロードリンク、問い合わせリンクなどをクリックした割合です。この指標は、メルマガによって、読者の興味をどのくらい引き出せたかを表しています。

メルマガの目的にもよりますが、資料ダウンロードが目的の配信では開封数の1〜2%程度が目安となります。

コンバージョン率 (目安:15〜25%)

読者が資料ダウンロードや問い合わせなどを完了した割合がコンバージョン率です。

効果の目安は15〜25%としていますが、メルマガそのものの訴求以外にも、資料ダウンロードページや問い合わせページの構成など、多種の影響を大きく受けて変動します。

配信解除率 (目安:0.1〜0.5%)

メルマガの受信を停止した読者の割合です。メルマガ配信を行うと一定数の配信解除が発生するため、発生すること自体に一喜一憂する必要はありません。

ただし、新規購読者の増加数以上の配信解除が発生していたり、「読者1人の獲得コスト×配信解除数」がメルマガで発生する利益以上になっていたりする場合は対策が必要です。

施策改善の方法

メルマガの施策改善として、BizHintメルマガチームが最も重要視しているのが、メルマガ件名の改善です。実際にBizHintの配信するメルマガ開封率は、平均で20%を超えています。

さらに、資料ダウンロード目的のメルマガの場合、受信した読者は最初に件名を見て、メール内容に期待を膨らませます。

したがって、メルマガ件名の改善は開封率の向上だけでなく、クリック率やコンバージョン率にまで効果が波及します。

メルマガ件名の改善チェックポイント

  • 短く簡潔である(25文字以内推奨)
  • どのようなメリットが得られるか想像できる
  • 何のテーマについてのメルマガか一目でわかる
  • 「ネガティブワード」「数の表現(6つのポイント)」など、
    読者の興味を引くワードが入っている
  • 製品名をそのまま記載していない

メルマガの件名以外にも、件名・本文・ランディングページの訴求を統一し、読者にとって期待とギャップのない状態を作ることが大切です。

特に資料ダウンロードを目的とする場合には、メルマガごとに個別のダウンロードページを準備すると効果的です。メルマガとダウンロードページの記載内容のギャップを少なくすることで、クリック後の離脱が減少し、コンバージョン率の改善に繋がります。

また、読者の期待値を高め、それに応えた情報提供を行うことは、不要な配信解除の削減にも貢献します。

メルマガは長期的な見込み顧客との接点を構築しやすい手法です。狙った効果が出ないまま送り続けるということがないように、数値に基づいた施策改善を行いましょう。