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インサイドセールス組織の人事戦略について考える

作成者: 井塚 大輔|2025年9月19日

こんにちは、スマートキャンプ株式会社の井塚です。

BizHintとSMARTCAMPは同じグループとして、SaaS業界を中心に累計1000社以上の企業様へマーケティングやインサイドセールスなど幅広いご支援をしております。

私からは、主にインサイドセールの関連情報を発信していきますので、お役に立てば幸いです。

「商談化に苦戦しマーケ・ISの連携が上手く進まない…」
「個人情報を買うだけのリード獲得はROIが悪い…」

部門横断のお悩みでも、ぜひお気軽に当社グループへご相談ください。

 

先日ある企業で人事領域の執行役員をされている方から、組織作りについてフィードバックいただいたので共有させていただきます。

インサイドセールス組織のマネージャーの方はもちろん、メンバーや他部門の皆さんにもお役に立てる情報だと思いますので、どうぞ最後までお読みいただけますと幸いです。

 

組織作りで意識すべきこと

まず人事戦略でマネージャーが考えるべきは、組織を強くする上で「誰に下駄を履かせたいか」とのことです。
どこまでいっても人が人をマネジメントする以上、人事戦略は戦略的な依怙贔屓でしかにない、という話でした。

これは何も個人的な好き嫌いといった私的な人事を行うという意味では無く、あくまで組織をより強くするために、登用すべき人に情報と機会を与えて育てるということです。
組織全体を俯瞰して、数カ月ないしは数年先を見据えて、

「誰に下駄を履かせるべきか?」

は私も改めて考えてみたいと感じました。

 

マネージャー要件を言語化できているか

「まずはプレイヤーとして成果を出した後、管理者に…」

マネージャーに引き上げるプロセスとして、まずは現場で成果を出すことが求められがちです。
しかし優秀なプレイヤーが必ずしも優秀なマネージャーになる訳ではなく、プレイヤー業務とは異なるスキルセットが求められます。

したがって次期マネージャーを育成する上で大切なのは、現場で一定期間成果を出すことに加えて、マネージャー要件を満たしているかどうか、だそうです。

そのためには、プレイヤーの卒業要件ではなく、マネージャーになるための入学要件を言語化しておく必要があります。

 

このあたりは以下の対談記事にて、株式会社インサイドセールスプラス茂野様とウェルディレクション合同会社向井様が、詳しく語っていただいておりますのでご覧くださいませ。

▼参考記事
良い組織は情報を「逆流」させる 茂野さんと考えるこれからのインサイドセールスの役割

(SalesZine)
※無料会員登録するとご覧いただけます

 

以上、組織作りをする上で少しでも参考になっておりましたら幸いです。

またお役に立ちそうな情報があれば、随時発信させていただきます。

 

この記事を書いた人


井塚 大輔 | X / Linkedin
2022年4月にスマートキャンプ入社。 SaaS代理販売の新規事業にてインサイドセールスチームの立ち上げに従事。KPI233%達成などプレイヤーとして実績を残し、史上最速で半期全社MVPに選出。 その後、セールスエンゲージメントツール「BALES CLOUD」のインサイドセールス部にて部長としてマネジメントに従事し、ナーチャリング経由の商談数を4倍に改善するなどオペレーション作りに実現。セミナーの企画や登壇、新規商談の実施、既存顧客の支援など一気通貫で実施。 現在はSaaS比較サイト「BOXIL SaaS」事業にてインサイドセールスの部長に従事。合わせて全社のテック活用、インサイドセールス代行「BALES」のブランド戦略にも関与し、イベント・研修等の企画や登壇も実施。