先日ある企業で人事領域の執行役員をされている方から、組織作りについてフィードバックいただいたので共有させていただきます。
インサイドセールス組織のマネージャーの方はもちろん、メンバーや他部門の皆さんにもお役に立てる情報だと思いますので、どうぞ最後までお読みいただけますと幸いです。
まず人事戦略でマネージャーが考えるべきは、組織を強くする上で「誰に下駄を履かせたいか」とのことです。
どこまでいっても人が人をマネジメントする以上、人事戦略は戦略的な依怙贔屓でしかにない、という話でした。
これは何も個人的な好き嫌いといった私的な人事を行うという意味では無く、あくまで組織をより強くするために、登用すべき人に情報と機会を与えて育てるということです。
組織全体を俯瞰して、数カ月ないしは数年先を見据えて、
「誰に下駄を履かせるべきか?」
は私も改めて考えてみたいと感じました。
「まずはプレイヤーとして成果を出した後、管理者に…」
マネージャーに引き上げるプロセスとして、まずは現場で成果を出すことが求められがちです。
しかし優秀なプレイヤーが必ずしも優秀なマネージャーになる訳ではなく、プレイヤー業務とは異なるスキルセットが求められます。
したがって次期マネージャーを育成する上で大切なのは、現場で一定期間成果を出すことに加えて、マネージャー要件を満たしているかどうか、だそうです。
そのためには、プレイヤーの卒業要件ではなく、マネージャーになるための入学要件を言語化しておく必要があります。
このあたりは以下の対談記事にて、株式会社インサイドセールスプラス茂野様とウェルディレクション合同会社向井様が、詳しく語っていただいておりますのでご覧くださいませ。
▼参考記事
良い組織は情報を「逆流」させる 茂野さんと考えるこれからのインサイドセールスの役割
(SalesZine)
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以上、組織作りをする上で少しでも参考になっておりましたら幸いです。
またお役に立ちそうな情報があれば、随時発信させていただきます。